【努力値】
HP:4/特攻:252/素早:252
【技】
サイコキネシス/ムーンフォース/10万ボルト/トリック
今回は「サーナイト」について解説していきます。
CSこだわりスカーフ&トリックの相手を邪魔するサーナイトを育成しました。
サーナイトと言ったら「こだわりスカーフ」をもたせて、多くの敵より先に行動して弱点を突いたり、「トリック」で相手の行動を制限して邪魔したりと強いです。
こだわりスカーフを持たせた時の素早さラインや、相手のポケモンにどの程度ダメージを与えることができるのかを、再度おさらいしていきましょう。
スカーフサーナイトは、最速ドラパルトよりも早く動け、技範囲の広い最強の姫です!
先に具体的な「調整」だけ知りたい人は、目次のリンクから飛んでみてください。記事後半では、サーナイトを逆に相手に使われた時の対策と弱点についても解説しています。
サーナイトの今回の調整、技構成
特性:トレース
性格:おくびょう(素早↑攻撃↓)
持ち物:こだわりスカーフ
努力値振り
H(4)/C(252)/S(252)
実数値(ステータス)
HP (H):144 | 特攻(C):177 |
攻撃(A):XX | 特防(D):135 |
防御(B):85 | 素早(S):145 |
技構成
- サイコキネシス
- ムーンフォース
- 10万ボルト
- トリック
【コンセプト技/トリック】
相手と自分が持っている道具を入れ替える。片方しか道具を持っていない場合も成功する。
【こだわりスカーフ】
持たせると、同じ技しか出せなくなるが、『すばやさ』が1.5倍になる。
※マジカルフレイム、きあいだま、なども技候補。
また個体値については補足説明が書いてない限り、個体値最高として扱います。
サーナイトの基本情報
タイプ:エスパー/フェアリー
種族値
HP (H):68 | 特攻(C):125 |
攻撃(A):65 | 特防(D):115 |
防御(B):65 | 素早(S):80 |
トレース
場に出た時、相手と同じ特性になる。相手が2体いる場合はランダムにどちらかの特性が選ばれる。相手の特性が『ARシステム』『イリュージョン』『かがくのちから』『かわりもの』『きずなへんげ』『ぎょぐん』『スワームチェンジ』『ぜったいねむり』『ダルマモード』『てんきや』『トレース』『ばけのかわ』『バトルスイッチ』『フラワーギフト』『マルチタイプ』『リミットシールド』『レシーバー』の場合は効果がなく、相手が別の特性のポケモンとなった時に発動する。
シンクロ
相手の技や特性によって『どく』『まひ』『やけど』状態になった時、相手を同じ状態異常にする。/同じ『せいかく』の野生のポケモンと出会いやすくなる。
テレパシー(夢特性)
味方の技のダメージを受けない。
【サーナイトについての評価】
耐久力は高くなく、素早さも充分ではないため、少し扱いにくい。
しかし「こだわりスカーフ」を持たせることによって素早さは確保でき、相手の積みポケモンのストッパーとなり得るため充分第一線で戦える性能を持っています。
また特殊耐久に寄せることで、「めいそう」の起点にすることもできます。総じてプレイヤーの育成次第で戦う幅が広がり、使用していて面白いポケモンと言えます。
…なによりイラストアドが強い!笑
調整意図(サーナイト育成論)
おくびょう(S↑A↓)CS型
- C=努力値252最大振り。
- S=こだわりスカーフを持たせて、最速142族を抜くために、最速必須。
サーナイトに「こだわりスカーフ」を持たせることによって、実数値は217になります。
これは最速ドラパルトや準速スカーフドリュウズ、最速アギルダーなどよりも早いため、ほとんどの相手よりも早く動くことができます。
しかし、最速サーナイト&こだわりスカーフでも、S1段階上昇したギャラドスにはわずかに素早さが足りないのが、気になるところです。
ギャラドスやアーマーガアを相手にできるように「10万ボルト」を採用していますが、これらを別のポケモンでみるのであれば、別の技を採用しても良いでしょう。
きあいだま、マジカルフレイム、などが代わりの技候補になりえます。
こだわりスカーフをサーナイトに持たせる良さ
サーナイトの素早さ種族値は80です。
これは遅くも早くもない中途半端な数字ですが、「こだわりスカーフ」を持たせるなど、素早さを1段階上げることでほぼ全てのポケモンに対して先に行動することができます。
準速こだわりスカーフ持ちのドリュウズや、最速ドラパルトよりも早く動くことができます。
非常に多くのポケモンに対して、サーナイトのほうが先に行動することができるので安心です。
そして仮に相手の方が早く動いた場合は、その相手のポケモンは「こだわりスカーフ」を持っていると推測できるので情報を得ることもできます。
特性を「シンクロ」ではなく「トレース」にしたわけ
シンクロで状態異常を相手にも状態異常にさせるシンクロでも良いのですが、トレースの方が活きる場面が多いです。
「いかく」「かちき」「クリアボディ」などなどコピーしたら強い特性が多々あります。
特に死に出しからサーナイトを出し、相手の特性「いかく」のポケモンに合わすことができれば相手を無条件で弱体化させることもできます。
「いかく」採用の龍の舞ギャラドスなどを、龍の舞を積まれた後でも対応することができるのは大きなメリットです。
しかし初手に出した場合、特性の発動順で素早さ関係がバレてしまうことがあるのはデメリットと言えます。
※例えば自分が「こだわりスカーフ持ちサーナイト」、相手「こだわりスカーフ持ちバンギラス」が初手で対面したとき。サーナイトの方が先に特性が発動することで、相手にこちらのサーナイトがこだわりスカーフを持たせているとバレてしまう。
今回のサーナイトの立ち回り・役割
今回のサーナイトは、できれば2手目以降に出しましょう。
サーナイトは「とんぼがえり」や「ボルトチェンジ」を覚えないため、初手の様子見として選出することが難しいです。
仮に不利対面の場合は、逃げるとすれば素引きするしかなく、せっかく「こだわりスカーフ」を持たせているのにもったいないです。
もっとも、相手にドリュウズなどのサーナイトが苦手な鋼タイプが選出されていなければ、初手に出しても活躍することができるでしょう。
また、ガラルサニーゴなどドリュウズなどに対する受け先をこちらが用意していれば、初手にサーナイトを出しても問題ありません。
相手のポケモンに合わせて後出しや死に出しで、サーナイトを場に出すようにしましょう。
そして環境トップクラスのドラパルトに対しては、タイプ上、スカーフ含めた素早さ、共にサーナイトの方が有利です。
なのでドラパルトに対するストッパーになりえます。
これはサーナイトのとても良い点です。
ドヒドイデなどの受けポケモンに対しても、トリックで機能停止にすることができ、多くのポケモンに対して役割が持てることが、こだわりスカーフ持ちサーナイトの良い点です。
与ダメージ計算(サーナイトが攻撃)
【サイコキネシス】
- ■ドヒドイデ:(無補正)H252
(72.6%~85,3%)確定2発
- ■リザードン:(無補正)耐久無振り
(55.5%~66.6%)確定2発
- ■ヒートロトム:(無補正)耐久無振り
(57.6%~68%)確定2発
【ムーンフォース】
- ■ドラパルト:(無補正)H252
(102.5%~121%)確定1発
- ■バンギラス:耐久無振り(砂嵐状態)
(61.7%~73.1%)確定2発
- ■トゲキッス:耐久無振り
(43.7%~52.5%)乱数2発
- ■ラプラス:(無補正)H252
(35.4%~41.7%)確定3発
- ■ウオノラゴン:(無補正)耐久無振り
(113.9%~135.7%)確定1発
【10万ボルト】
- ■ギャラドス:耐久無振り
(120%~141.1%)確定1発
- ■アーマーガア:(無補正)H252
(55.6%~66.3%)確定2発
- ■リザードン:(無補正)耐久無振り
(74.5%~88.8%)確定2発
- ■ラプラス:(無補正)H252
(43.8%~52.3%)確定2発
- ■トゲキッス:(無補正)H252
(56.2%~66.2%)確定2発
被ダメージ計算(サーナイトが相手からの攻撃を受ける)
- ■ドリュウズ:(無補正)A252
アイアンヘッド(138.8%~163.8%)確定1発
- ■ギャラドス:(無補正)A252
たきのぼりダイストリーム(106.2%~125.6%)確定1発
- ■ドラパルト:(C補正)C252
シャドードール(79.1%~93%)確定2発
- ■サザンドラ:(無補正)C252
ラスターカノン(55.5%~66.6%)確定2発
- ■アーマーガア:(無補正)攻撃無振り
アイアンヘッド(80.5%~95.8%)確定2発
- ■ナットレイ:(無補正)A252
ジャイロボール(201.3%~238.8%)確定1発
サーナイトの弱点解説(相手に使用された時の対策)
ダメージ計算の該当ポケモン欄に を引いているので参考にしてみてください。
サーナイトの今回の弱点は以下の通りです
- はがねタイプ相手に圧倒的に弱い
- ギャラドスなどのストッパーになれない
まずこだわりスカーフを持たせている関係上、技を打ち替えることができません。
なので弱点を突くことができない耐久ポケモン相手には強く出れません。
そして今回のサーナイトは「マジカルフレイム」を覚えさせていない関係上、ナットレイやドリュウズに対して何もできないでやられてしまいます。
サーナイトでナットレイやドリュウズを見たいと考えるなら、「10万ボルト」を、「きあいだま」や「マジカルフレイム」に変更して使用するようにしましょう。
また、ギャラドスやドリュウズなどが最速で素早さ1段階上昇したら、相手の方が先に行動してしまうことにも注意しましょう。
S1段階上昇した特性「じしんかじょう」ギャラドスのストッパーになれないのは、見過ごせない欠点です。
サーナイトを相手に使用された場合は、これらの弱点を突けるように意識しましょう!
今回のサーナイトと同じパーティに入れると相性の良いポケモン
ガラルサニーゴ(物理受け)
今回のサーナイトはドリュウズやナットレイなどに対して非常に弱いです。
(物理耐久が低いことや、マジカルフレイムを採用していないため)
なので、同じパーティにはガラルサニーゴなどの物理受けポケモンを入れておいて、ドリュウズやナットレイに対して対策をしておいてください。
「ちからをすいとる」「おにび」「ナイドヘッド」などを使用して、安心して突破することができます。
サーナイトの育成論考察・まとめ
サーナイトの育成論と、弱点、そして逆に相手に使用された時の対策についてをお話ししました。
苦手なポケモンやタイプがある一方で、サーナイトは様々な育成方法、技があり、苦手なタイプのポケモンにも技をカスタマイズすることで対応することが可能です。
こだわりスカーフ&トリック型サーナイトは、環境トップのポケモンに対する対策や、受けポケモンの妨害、豊富な攻撃によって多くのポケモンを相手にすることができ、とても強いです!
是非 育成してみてください ^ ^
それではまた。
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