今回は、「こだわりスカーフ」を持たせたスピード型のカイリキーについて解説していきます。
通常のカイリキーは素早さの遅さ、高いとは言えない耐久力から、せっかく持っている優秀な特性と、攻撃力を活かすことなく倒されてしまうことが多かったです。
そのデメリットを解消するために、スカーフ型のカイリキーの育成論をご紹介します。最速102族まで抜くことのできる素早さ!そして高い攻撃力と、必中の「ばくれつパンチ」は非常に強力です!
記事後半では、一般的なカイリキーを逆に相手に使われた時の対策と弱点についても解説しています。
カイリキーの基本情報(ポケモン育成論)
タイプ:かくとう
種族値
HP (H):90 | 特攻(C):65 |
攻撃(A):130 | 特防(D):85 |
防御(B):80 | 素早(S):55 |
■ノーガード
お互いに技が命中率・回避率に関係なく必ず命中する。/野生のポケモンと出会いやすくなる。
■こんじょう
状態異常の時、『こうげき』が1.5倍になる。またその時、『やけど』状態による『こうげき』半減の効果を受けない。
■ふくつのこころ
相手の技でひるむと、『すばやさ』ランクが1段階上がる。
カイリキーの今回の調整、技構成(ポケモン育成論)
特性:ノーガード
性格:ようき(素早さ↑特攻↓)
持ち物:こだわりスカーフ
技構成
・ばくれつパンチ
・れいとうパンチ
・はたきおとす
・ストーンエッジ
※かになりパンチ、ほのおのパンチ、なども技候補。また個体値については補足説明が書いてない限り、個体値最高として扱います。
努力値
H(28)/A(252)/S(228)
実数値(ステータス)
HP (H):169 | 特攻(C):XX |
攻撃(A):182 | 特防(D):105 |
防御(B):100 | 素早(S):114 |
調整意図(ポケモン育成論)
(S↑)AS型にしました。
- H=奇数調整&努力値余り
- A=性格補正がないため攻撃努力値を最大に
- S=「こだわりスカーフ」を持たせることで最速102族抜き
特性「ノーガード」によって格闘タイプの強力な技、「ばくれつパンチ」が必中になり、カイリキーを最大限活躍させるために、「こだわりスカーフ」を持たせた高速型にしました。
リザードンなどの100族はおろか、最速102族までも抜いているため、多くの相手に対して先制で「ばくれつパンチ」を叩き込めます。
先に動いて、上から「こんらん」を押し付けることは非常に強力です。無条件で相手のポケモンを1体倒せる可能性も秘めています。
今回のカイリキーは素早さを重視するために、性格補正は素早さにかけています。そのため攻撃に関しては最大限火力を上げるために252振りました。
今回のカイリキーの立ち回り・役割
こだわりスカーフを活かした素早さで先に「ばくれつパンチ」を叩き込みます。この技は100%の確率で相手を混乱にするため、相手が自傷してくれたら一気にこちらが有利になります。
カイリキーに「こだわりスカーフ」を持たせている関係上、ゴーストタイプに透かされたら困るため、ドリュウズなどの引き先を用意しておきましょう。
特にミミッキュは環境に多く、強力なポケモンです。ミミッキュの「ばけのかわ」を無効にできる特性「かたやぶり」のドリュウズやオノノクスをパーティに入れておくと万全です。
乱数1発で倒せるポケモンも多いので、ステルスロックをカバルドンなどに撒かせた上で、火力の底上げをしてから、カイリキーを出すことも良いです。
https://pokemottoo.com/hd-kabarudon/
与ダメージ計算
例(■ピカチュウ(C↑)C252)の(↑)は性格補正を、252は努力値を表している。
【ばくれつパンチ】
■サザンドラ:耐久無振り
(111.3%~132.9%)確定1発
■ブラッキー:(B↑)HB252
(63.3%~75.2%)確定2発
■バンギラス:H252
(152.6%~181.6%)確定1発
■パルシェン:耐久無振り
(83.2%~100.8%)乱数1発
■ドリュウズ:耐久無振り
(139.4%~165.4%)確定1発
■ドサイドン:H252
(62.1%〜73.8%)確定2発
【れいとうパンチ】
■フライゴン:耐久無振り
(134.1%~160%)確定1発
■ドラパルト:耐久無振り
(67.4%~79.7%)確定2発
■サザンドラ:耐久無振り
(56.2%~67%)確定2発
■カットロトム:耐久無振り
(65.6%~78.4%)確定2発
■ゴリランダー:H252
(45.4%~54.1%)乱数2発
【はたきおとす】持ち物を落とせたダメージで計算
■ドラパルト:耐久無振り
(85.8%~101.8%)乱数1発
■ミミッキュ:耐久無振り
(51.5%~60.7%)
■ウォッシュロトム:耐久無振り
(42.4%~50.4%)
■ギルガルド(シールド):H252
(50.2%~59.8%)
【ストーンエッジ】
■リザードン:耐久無振り
(183%~216.9%)確定1発
■ヒートロトム:耐久無振り
(88%~104%)乱数1発
■ギャラドス:耐久無振り
(81.1%~96.4%)確定2発
■ガラルヒヒダルマ:耐久無振り
(101.1%~120%)確定1発
被ダメージ計算
■ドリュウズ:(A↑)A252
じしん(69.2%~81.6%)確定2発
■サザンドラ:(C↑)C252
りゅうせいぐん(79.8%~94.6%)確定2発
■ヒートロトム:(C↑)C252
ボルトチェンジ(39%~46.1%)確定3発
■ギャラドス:A252
たきのぼり(47.9%~56.8%)乱数2発
■リザードン:C252
エアスラッシュ(78.1%~92.3%)確定2発
■ミミッキュ:(A↑)A252
じゃれつく(93.4%~111.2%)乱数1発
■ドサイドン:(A↑)A252
じしん(69.8%~83.4%)確定2発
■アーマーガア:攻撃無振り
ブレイブバード(86.3%~102.9%)乱数1発
■トゲキッス:C252
エアスラッシュ(82.8%~99.4%)確定2発
■ギルガルド:A252
アイアンヘッド(51.4%~60.9%)確定2発
カイリキーを相手に使用された際の対策(弱点解説)
相手にカイリキーを使われた時の対策としては、以下のことで対処可能です。
- ①でんきタイプを出す
- ②ミミッキュなどゴーストタイプで透かす
カイリキーは通常、今回の「こだわりスカーフ」を持たせたスピード型か、「でんきだま」を持たせて「なげつける」でこちらを麻痺にしてくる起点作成型のどちらかに別れます。
スカーフ型であれば、こちらのゴーストタイプで透かせますし、「なげつける」型であれば、電気タイプを出すことで、麻痺にされなく起点になりません。
カイリキー対面時は、電気タイプや、ゴーストタイプを控えさせておきましょう。
カイリキーの考察・まとめ
カイリキーの育成論と、相手に使われた際の対策方法をお話ししてきました。
今回のカイリキーは、こだわりスカーフを持たせることで多くのポケモンを相手にできる様になり、上から「ばくれつパンチ」による混乱を押し付けることができるので、非常に面白いポケモンとなっています。
皆さんも是非、スカーフ型カイリキーを育成してみてください。
それではまた!
- 210,000本以上の動画やアニメが見放題(日本最大級!)
- 毎月貰える無料ポイント使うことで、毎月「新巻マンガも」2〜3冊無料で読める
- 31日間の無料体験ができる