今回は、わるだくみ×きあいのタスキのゲンガーについて解説していきます。
ゲンガーといえば催眠術が非常に有名かつ嫌われる害悪戦術ですが、今回は催眠術には頼りません!「わるだくみ」で全抜きを狙う構築となっています。
先に具体的な「調整」だけ知りたい人は、目次のリンクから飛んでみてください。記事後半では、ゲンガーを逆に相手に使われた時の対策と弱点についても解説しています。
ゲンガーの基本情報
タイプ:ゴースト/どく
種族値
HP (H):60 | 特攻(C):130 |
攻撃(A):65 | 特防(D):75 |
防御(B):60 | 素早(S):110 |
高い特攻と素早さで「わるだくみ」を積むことで抜き性能も抜群!
■のろわれボディ
相手から技を受けた時、30%の確率で3ターンの間、その相手の技を『かなしばり』状態にする。技が無効化された場合や、自分が『みがわり』状態の場合は発動しない。
ゲンガーの今回の調整、技構成
特性:のろわれボディ
性格:おくびょう(素早さ↑攻撃↓)
持ち物:きあいのタスキ
技構成
・シャドーボール
・ヘドロウェーブ
・マジカルシャイン
・わるだくみ
※あくのはどう、ふいうち、も技候補。個体値については補足説明が書いてない限り、個体値最高として扱います。
努力値振り
C(252)/D(4)/S(252)
実数値(ステータス)
HP (H):135 | 特攻(C):182 |
攻撃(A):XX | 特防(D):96 |
防御(B):80 | 素早(S):178 |
調整意図(ポケモン育成論)
(S↑)CS型
- C=元々耐久力がないため、耐久に努力値を振ることはしないで、Cに努力値最大限振る
- S=最速必須。(準速だと最速必須。もし準速だとミミッキュなど最速96族と同速勝負になってしまうため。)
ゲンガーの天敵であるサザンドラを意識して、マジカルシャインを採用しています。
「わるだくみ」の良さ
ゲンガーの元々高い特攻種族値に「わるだくみ」で更に火力を上げることで抜き性能が高まることが良い点です。
下のダメージ計算ので書いていますが、確定2発で倒せる相手が多くいます。
「わるだくみ」を積むことで、「確定2発」→「確定1発」になり抜き性能が上がります!
今回のゲンガーの立ち回り・役割
ゲンガーは耐久力が低く「きあいのタスキ」に強く依存するため、相手にステルスロックを撒かれる前に場に出すことを意識したいです。
相手の選出画面にステルスロックを覚えていそうなポケモンがいなければ、特に出すタイミングを気にすることはありません。
また、ゲンガーを出すと相手のサザンドラを呼びやすいです。(ゴースト技半減のため)
対面でゲンガーとサザンドラが対面したら通常はゲンガーが不利ですが、今回のゲンガーはマジカルシャインを採用しているため有利対面です。
先にゲンガーが行動して、マジカルシャインで確定1発でサザンドラを倒せます。
しかしサザンドラは「こだわりカーフ」を持たせている可能性があり、その場合は、サザンドラに先に行動されてしまいます。
普通に「あくのはどう」などで倒しに来てくれたらいいですが「とんぼがえり」で逃げられたら最悪です。
こちらのマジカルシャインが透かされた上に、「きあいのタスキ」も潰されてしまいますので「こだわりスカーフ」持ちのサザンドラには注意しましょう。
与ダメージ計算
【シャドーボール】
■ゲンガー:H252
(104.1%~123.3%)確定1発
■アーマーガア:H252
(38.5%~45.8%)確定3発
■ギルガルド(シールド):H252
(62.2%~75.4%)確定2発
■ドラパルト:H252
(89.2%~105.6%)乱数1発
■ドリュウズ:耐久無振り
(52.4%~62.1%)確定2発
【ヘドロウェーブ】
■ウォッシュロトム:H252
(48.4%~57.9%)乱数2発
■トゲキッス:H252
(76%~90.6%)確定2発
■ゴリランダー:H252
(105.3%~124.6%)確定1発
■ニンフィア:H252
(65.3%~77.2%)確定2発
■オーロンゲ:H252
(101.9%~121.7%)確定1発
被ダメージ計算
■サザンドラ:C252
あくのはどう(124.4%~146.6%)確定1発
■ミミッキュ:A252
シャドークロー(103.7%~124.4%)確定1発
■ドラパルト:C252
シャドーボール(106.6%~125.9%)確定1発
■ギャラドス:A252
たきのぼり(74%~87.4%)確定2発
■ナットレイ:(A↑)A252
ジャイロボール(125.1%~148.8%)確定1発
■ヒートロトム:C252
オーバーヒート(88.8%~105.1%)乱数1発
■カバルドン:無振り
じしん(173.3%~204.4%)確定1発
■ギルガルド(ブレード):(A↑)A252
かげうち(88.8%~106.6%)乱数1発
■アーマーガア:無振り
ブレイブバード(67.4%~80%)確定2発
相手にゲンガーを使用された際の対策(弱点解説)
ダメージ計算の該当欄に を引いているので参考にしてみてください。
「通常の型」で、相手に使われた場合の対策、弱点解説です。
相手にゲンガーを使われた時の対策としては、以下のことで対処可能です。
- タイプ上で有利なポケモンで倒す。
- ゲンガーの弱点タイプの先制技持ちのポケモンで倒す。
- ステルスロックや天候ダメージなどで「きあいのタスキ」を潰す。
ゲンガーは高い特攻、高い素早さで非常に強いポケモンですが、やることが分かり切っているのが特徴です。
「きあいのタスキ」を持たせて、催眠術の運ゲーを仕掛けてくるか、「こだわりスカーフ」を持たせて終盤の詰めに使われるか。
なので、これらを無効にする、「天候ダメージ」「先制技」で対応することが可能です。
特にカバルドンとミミッキュは、対戦環境で非常に多く見かけるポケモンであり、これらをゲンガーで相手することは難しいです。
催眠術で運ゲーに持ち込めば、ミミッキュやカバルドンを倒せる可能性はもちろんありますが、催眠術は命中率が低く、不確定要素が強いのであまりオススメはしません。
ゲンガー対策にはカバルドンやミミッキュで対応可能です。
また、サザンドラでもゲンガーに対して非常に強く出れますし「こだわりスカーフ」持ちのサザンドラならなお良しです。
今回のゲンガーと同じパーティに入れると相性の良いポケモン
ツボツボ(ネバネバネット)
ゲンガーは素早さ種族値110で素早いポケモンですが、上には上がいます。
ゲンガーよりも素早い相手のポケモンの素早さを下げるためにも、ツボツボで「ネバネバネット」を撒くことはとても有効です。
「ネバネバネット」を撒くことができれば、相手の浮いているポケモン以外の素早さを1段階下げることができます。
そうすれば、非常に多くのポケモンに対してゲンガーの方が先に行動することができます。
https://pokemottoo.com/poke-tubotubo/
ゲンガーの考察・まとめ
育成論と、相手に使われた際の対策方法(弱点)をお話ししました。
ゲンガーは高い特攻と高い素早さで非常に多くの相手に対して有利対面を作ることが可能です。
しかし、ゲンガーの対策となるポケモン(サザンドラ、ミミッキュ、カバルドンなど)が対戦環境に非常に多くいるのが残念なところ…。
相手のパーティに上記のポケモンがいない場合は是非、ゲンガーを選出してみてください!
広い技範囲と高い特攻、そして「きあいのタスキ」による行動保証で多くのポケモンに対して有利に戦えます。
わるだくみ型のゲンガーを是非一度 育成してみてくださいね ^ ^
それではまた。
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