今回は、エーフィについて解説していきます。
エーフィといえば一定数の壁貼り型や、アシストパワー型がいますが、今回のエーフィは「めいそう型」です。
周りをサポートしたり、サポートされたりすることない独立したアタッカー型です。
アタッカーとしての役割だけでなく、特性「マジックミラー」で自分が受ける変化技を相手に跳ね返します。
カビゴンの「あくび」やカバルドンの「ステルスロック」などを相手に跳ね返せることで、相手への牽制になります。
先に具体的な「調整」だけ知りたい人は、目次のリンクから飛んでみてください。記事後半では、エーフィを逆に相手に使われた時の対策と弱点についても解説しています。
エーフィの基本情報
タイプ:エスパー
種族値
HP (H):65 | 特攻(C):130 |
攻撃(A):65 | 特防(D):95 |
防御(B):60 | 素早(S):110 |
HPと防御が低いですが、特殊耐久と素早さは非常に強い、イーブイ進化系の中でも非常に使いやすいポケモンです。
特性「マジックミラー」によって、相手のカバルドン などの「あくび」や「ステルスロック」を跳ね返すことができるので、選出画面にいるだけで、相手にプレッシャーを与えることができます。
なお、ミミッキュや鋼タイプの相手は不利なので、その場合は大人しくエーフィを交代しましょう。
マジックミラー(夢特性)
技『マジックコート』で跳ね返すことのできる技を跳ね返せる。(あくびやステルスロックなどを相手に跳ね返す)
シンクロ
相手の技や特性によって『どく』『まひ』『やけど』状態になった時、相手を同じ状態異常にする。/同じ『せいかく』の野生のポケモンと出会いやすくなる。
エーフィの今回の調整、技構成
特性:マジックミラー
性格:おくびょう(素早さ↑攻撃↓)
持ち物:ウイの実
技構成
・サイコキネシス
・マジカルシャイン
・くさむすび
・めいそう
※シャドーボール、あさのひざし、なども技候補。オボンの実、いのちのたま、なども持ち物候補。また個体値については補足説明が書いてない限り、個体値最高として扱います。
努力値振り
H(4)/C(252)/S(252)
実数値(ステータス)
HP (H):141 | 特攻(C):182 |
攻撃(A):XX | 特防(D):115 |
防御(B):80 | 素早(S):178 |
調整意図(ポケモン育成論)
(S↑)CS型
- C=エスパー単タイプであるので、サブウエポンの火力を少しでも上げるためにC努力値最大振り
- S=特殊アタッカーと対面した時に先に行動して「めいそう」を積みたいため最速
(※仮に準速の場合、ミミッキュなど最速96族と同速対決になってしまうため、最速必須。)
総合的な素の耐久力が高くないことから体力が1/4以下になりやすく、「フィラの実」を持たせることで発動機会が多いと判断しました。(※特殊耐久は高い。)
今回のエーフィの立ち回り・役割
初手に出てきやすい、相手のカバルドンの「ステルスロック」や「あくび」を跳ね返すことができるので、選出画面にいるだけで、相手に対してプレッシャーをかけることができます。
実際に選出しても元々の特殊耐久、特殊攻撃の高さから、エーフィは相手の特殊ポケモン相手には有利に戦うことが可能です。
仮にエーフィを選出しなかっとしても、裏にエーフィが控えている可能性を考慮すると相手は迂闊にカバルドンやツボツボを選出することはできません。
選出画面にいるだけでエーフィは強く、相手の選出を牽制することが可能です。
エーフィは初手には出さずにおきましょう。
エーフィが控えにいるかもと思わせるだけでも相手へのプレッシャーになりますし、相手が初手でカバルドンなどを出してきたら、交換でエーフィを出せば良いだけですから。
有利対面で「めいそう」
カバルドン相手などの有利対面で「めいそう」を積むことができれば、その後の試合で有利になります。
相手のパーティに、「エーフィよりも素早い」物理の悪タイプやゴーストタイプがいないか、いてもエーフィが相手の攻撃を1発耐えるかを確認した上で「めいそう」を積む様にしましょう。
せっかく「めいそう」を積んだのに、相手のターンで先にエーフィを倒されてしまってはもったいないので。
与ダメージ計算
【サイコキネシス】
■ヒートロトム:耐久無振り
(46.4%~55.4%)乱数2発
■ギャラドス:耐久無振り
(45.8%~54.7%)乱数2発
■ドヒドイデ:H252
(73.8%~87.8%)確定2発
■トゲキッス:H252
(35.9%~42.7%)確定3発
■ローブシン:H252
(102.8%~121.6%)確定1発
【マジカルシャイン】
■サザンドラ:H252
(102.5%~120.6%)確定1発
■オーロンゲ:H252
(57.4%~68.3%)確定2発
■ドラパルト:耐久無振り
(71.1%~84.6%)確定2発
■ブラッキー:H252
(36.6%~43.5%)確定3発
■バンギラス:H252(砂)
(29.9%~35.7%)乱数3発
【くさむすび】
■カバルドン :H252
(83.7%~98.6%)確定2発
■ドサイドン:H252(ハードロック)
(98.6%~117.5%)乱数1発
■トリトドン:H252(よびみず)
(75.2%~89.9%)確定2発
■ヌオー:H252
(128.7%~152.4%)確定1発
被ダメージ計算
■サザンドラ:C252
あくのはどう(99.2%~119.2%)乱数1発
■カバルドン :無振り
じしん(65.9%~78.7%)確定2発
■ドリュウズ:A252
じしん(93.6%~110.6%)乱数1発
■ナットレイ:(A↑)A252
ジャイロボール(119.8%~142.5%)確定1発
■アーマーガア:無振り
ブレイブバード(64.5%~76.5%)確定2発
■ミミッキュ:A252
シャドークロー(99.2%~119.1%)乱数1発
■トゲキッス:C252
エアスラッシュ(45.3%~53.9%)乱数2発
■ギルガルド(ブレード):(A↑)A252
かげうち(85.1%~102.1%)乱数1発
■ヒートロトム:C252
ボルトチェンジ(39%~46.8%)確定3発
相手にエーフィを使用された際の対策(弱点解説)
ダメージ計算の該当欄に を引いているので参考にしてみてください。
「通常の型」で、相手に使われた場合の対策、弱点解説です。
相手にエーフィを使われた時の対策としては、以下のことで対処可能です。
- カバルドンなどの補助技要因を選出しない。
- ミミッキュや鋼タイプで相手をする。
カバルドンなどの補助要因を選出しない
エーフィは主に相手のステルスロックなどの強力な補助技を牽制するために入れられます。
そのため、エーフィが選出画面に見えたら、ステルスロックを使用するポケモンを選出することを思い切って辞めてもいいでしょう。
こちらがステルスロックなどの変化技を使用しない選出だった場合に相手がエーフィを選出していた場合、マジックミラーを活用させずに戦うことができます。
…逆に言うと、エーフィを選出画面に見せられるだけで、こちらのカバルドンなどの選出を抑えることができるので、それだけでも非常に優秀だと言えます。
ミミッキュや、鋼タイプでエーフィの相手をする
上のダメージ計算を見ると分かりますが、ミミッキュはエーフィに対面で負けることはありません。
「ばけのかわ」を盾に一度耐え、返しのシャドークローで超高乱数1発で倒せます。(93.7%の確率で1発で倒せる)
また、エーフィは鋼タイプに対して打点がないため、ナットレイやドリュウズなどの鋼タイプで相手をすることも有効です。
鋼タイプは物理攻撃の種族値が高いポケモンが多く、乱数〜確定1発でエーフィを倒すこともできます。
…もしもエーフィがマジカルフレイムを覚えたら、鋼タイプ相手でも戦えたんですがね(笑)
今回のエーフィと同じパーティに入れると相性の良いポケモン
ミロカロス・ヌオー(物理受け)
エーフィは特防が高い分、防御は低いです。
またエーフィの技的に鋼タイプを相手にすることが非常に苦手なため、水タイプの物理受けのポケモンと一緒に選出することをオススメします。
エーフィの考察・まとめ
育成論と、相手に使われた際の対策方法(弱点)をお話ししました。
エーフィは特殊アタッカー、特殊受けとしても優秀ですが、何よりも強力なのは特性「マジックミラー」です。
「マジックミラー」で相手のカバルドンなどの「ステルスロック」や「あくび」などの強力な変化技を牽制することができるので、相手の選出にプレッシャーをかけることができます。
相手にカバルドンなどを出されなければ良し、単純な特殊アタッカーとして使ってもエーフィは十分強いです。
C種族値130、S種族値110から繰り出される技は強力!
イーブイ系統の中でも強くて使いやすいエーフィを是非一度 育成してみてください ^ ^
それではまた。
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