今回は、のろい×リフレクターなどの壁貼り型のドラパルトについて解説していきます。
ドラパルトは非常に多くの型があり、自身がアタッカーとなる場合も、起点作りのサポート型になることも可能です。
そんな中で今回はリフレクターなど壁貼りサポート型として採用しました。
壁を貼るだけでなく「のろい」で自らダメージを負うことで自主退場が可能なことも非常に優秀です!
ドラパルトは型がたくさんあるので、選出画面から相手は型の判別が不可能なことも大きなメリットです。
先に具体的な「調整」だけ知りたい人は、目次のリンクから飛んでみてください。記事後半では、ドラパルトを逆に相手に使われた時の対策と弱点についても解説しています。
ドラパルトの基本情報
タイプ:ドラゴン/ゴースト
種族値
HP (H):88 | 特攻(C):100 |
攻撃(A):120 | 特防(D):75 |
防御(B):75 | 素早(S):142 |
クリアボディ
相手の能力ランクを下げる技や特性の効果を受けない。
すりぬけ
相手の『オーロラベール』『リフレクター』『ひかりのかべ』『しろいきり』『しんぴのまもり』『みがわり』の効果を受けない。
のろわれボディ
相手から技を受けた時、30%の確率で3ターンの間、その相手の技を『かなしばり』状態にする。技が無効化された場合や、自分が『みがわり』状態の場合は発動しない。
種族値の特徴としては最速クラスの素早さと、高い攻撃力です。
また、特性「クリアボディ」によって相手の「いかく」が入らないため物理アタッカーとしても活躍でき、「すりぬけ」によって相手のリフレクターなどをすり抜けることも評価できます。
そして非常に広い技範囲のため、物理アタッカーはもちろん、特殊アタッカーとしても活躍することが可能です。
ドラパルトの今回の調整、技構成
特性:クリアボディ
性格:おくびょう(素早さ↑攻撃↓)
持ち物:ひかりのねんど
技構成
・シャドードール
・のろい
・リフレクター
・ひかりのかべ
※特性「のろわれボディ」も候補。個体値については補足説明が書いてない限り、個体値最高として扱います。
努力値振り
H(244)/C(12)/S(252)
実数値(ステータス)
HP (H):194 | 特攻(C):122 |
攻撃(A):XX | 特防(D):95 |
防御(B):95 | 素早(S):213 |
調整意図(ドラパルト育成論)
(S↑)HS型
- H=「ひかりのかべ」「リフレクター」どちらも貼るためにHに努力値を大幅に振りつつ、「のろい」2回で自主退場できるようにH偶数調整。
- S=相手の攻撃よりも早くリフレクターなど壁を貼りたいため最速必須。
仮にドラパルトにH252振らなかった場合、無補正C252サザンドラの「あくのはどう」で確定1発=スカーフのサザンドラと対面した場合、ドラパルトは何もできずに退場になってしまう。そのため、ドラパルトにH252振りも必要。
ドラパルトにH252振ることで無補正C252サザンドラの「あくのはどう」を約82%の高確率で耐えることができます。
確実に両壁を貼ることを第一に考え、Cではなく、Hに努力値を振りました。
ちなみに性格を「ようき」にして「ドラゴンアロー」を採用することも考えましたが、初手に出されやすいオーロンゲや、ミミッキュと対面した時にドラゴン技を無効にされてしまいます。
そのため「おくびょう」「シャドーボール」を採用しました。
特性「クリアボディ」の理由
特性「すりぬけ」と迷いましたが、今回のドラパルトはあくまで後続のサポートでリフレクターなど壁を貼ること。
そのため「がんせきふうじ」→Sが下がり素早さ逆転「かみくだく」の様な流れを嫌い「クリアボディ」にしました。
また「すりぬけ」にすることで、相手の「みがわり」をすり抜けて攻撃するので「みがわり」を壊すことができません。
相手に「みがわり」を残したまま、後続に繋げたく無いので「みがわり」は不採用にしました。
「壁貼り型ドラパルト」の良さ
オーロンゲなどの壁貼り要因との決定的な差は、選出画面からはこのドラパルトの型の判別がつかないことにあります。
オーロンゲを選出画面に入れた場合は、「オーロンゲで壁を貼って、ギャラドスで積むのかな」などと相手に考えられることがあります。
しかしドラパルトであれば、選出画面からは型がバレません。
初手に出した時も、スカーフ型かもしれないし、ハチマキ型かもしれないし、壁貼り型かもしれないと、型を完璧に推測することは難しいです。
相手にバレることなく選出することができることが、壁貼りドラパルトの良さです。
また「のろい」によって自主退場することができるので、「リフレクター」「ひかりのかべ」のターンを最大限活かすことが可能です。
今回のドラパルトの立ち回り・役割
初手に出し、「ひかりのかべ」「リフレクター」を貼って、「のろい」で退場する。以上。終わり!笑
まあ本当にそれだけです(笑)
一つ気にすることは、相手が仮に「こだわりスカーフ」を持っていてドラパルトよりも先に行動されるかつ、ドラパルトが1撃で倒されること。これだけは避けなくてはいけません!
H252まで努力値を振ったことで、無補正C252サザンドラ「あくのはどう」までなら約82%の確率で耐えることができます。
サザンドラは「こだわりスカーフ」を持たせていた場合、初手に出てくることも多いので注意しましょう。
サザンドラレベルの「あくのはどう」まで高確率で耐えることができるので、ほとんどの相手に対して仕事ができると判断して良いでしょう。
与ダメージ計算(ドラパルトが攻撃)
【シャドーボール】
■ヌオー:H252
(32.6%~38.6%)1発
■ドラパルト:耐久無振り
(71.1%~85.8%)確定2発
■ミミッキュ:耐久無振り
(69.2%~83%)確定2発
■オーロンゲ:H252
(14.3%~17.3%)乱数6発
■エルフーン:H252
(34.7%~41.9%)確定3発
被ダメージ計算(ドラパルトが相手からの攻撃を受ける)
【壁を貼ったらもっと耐久力が増す】
■サザンドラ:C252
あくのはどう(86.5%~103%)乱数1発
■エルフーン:C252
ムーンフォース(75.2%~89.6%)確定2発
■ミミッキュ:A252
じゃれつく(78.3%~93.8%)確定2発
■ニンフィア(フェアリースキン):C252
ハイパーボイス(108.2%~127.8%)確定1発
■バンギラス:(A↑)A252
かみくだく(100%~118.5%)確定1発
■ドラパルト:A252
ドラゴンアロー(105.1%~125.7%)確定1発
■カバルドン:無振り
じしん(40.7%~48.4%)確定3
相手にドラパルトを使用された際の対策(弱点解説)
ダメージ計算の該当欄に を引いているので参考にしてみてください。
「一般的な型」で、相手に使われた場合の対策、弱点解説です。
相手にドラパルトを使われた時の対策としては、以下のことで対処可能です。
- 耐久力のあるポケモンで受け切る。(特に水タイプの物理受けポケモンは冷凍ビームなど氷技を覚えることも多いので有効)
- ミミッキュで対面で倒す。
ドラパルトは型が豊富かつ、技範囲が広いポケモンなので全ての型のドラパルトを対応することは難しいです。
しかしヌオーやトリトドンなどの水タイプで耐久力のあるポケモンは、ドラパルトのどの技に対しても不利対面になることはありません。
そして、「じこさいせい」も覚えるのでHP管理がしやすく、ドラパルトの相手をすることができます。
また、ミミッキュであれば、どのようなドラパルトにも対面なら基本的に倒すことができるので、ミミッキュが非常にオススメです。
(ダイサイコ→ダイスチル、の様な明らかにミミッキュをメタっている場合は別ですが、そんなドラパルトはほぼ見たことがありません。)
また、ドラパルトは相手のドラパルトに対しても弱いです。先に動いた方が勝つからです。
そのため、こだわりスカーフを持たせているドラパルト相手には勝つことができません。
先に「りゅうせいぐん」を打たれて負けてしまいます。
今回のドラパルトと同じパーティに入れると相性の良いポケモン
バンギラス(積み技持ちポケモン)
今回のドラパルトは壁貼り型で後続のポケモンをサポートする型です。
なので、積み技を覚えさせているポケモンと一緒に組ませましょう。
特に「りゅうのまい」を覚えるポケモンは「攻撃」「素早さ」どちらも上げることができるので、その後の相手のポケモン全抜きを狙うことも可能です!
ドラパルトの考察・まとめ
育成論と、相手に使われた際の対策方法(弱点)をお話ししました。
選出画面からは型が読まれにくいドラパルトだからこそ、壁貼り型が活きてきます。
個人的にはバンギラスと組ませることをオススメしています。
バンギラスの圧倒的な攻撃力と耐久力に、リフレクターなどの壁を貼ることで、要塞と化すことができます!
安心して「りゅうのまい」を積んで、全抜きを狙いましょう!
「壁貼り型ドラパルト」を是非一度 育成してみてください ^ ^
それではまた。
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