今回はポケモンの体力の調整について解説していきます。
体力を調整することによって、
- 「たべのこし」の回復効率
- 「回復木の実」の発動タイミングの調整
- 「いのちのたま」のダメージ効率
- 砂ダメージなどのスリップダメージ効率
- 「みがわり」がナイドヘッドを耐えるように
などなど様々なメリットがあります。
しかし結論から言うと、体力調整は基本的にはそこまで拘る必要はありません。細かい調整をしたところで、その局面になるかどうかは分からないので、大事な点だけ押さえていれば良いと考えています。
基本は体力の努力値を252まで最大限振るか、実数値が奇数になる様に調整するだけで大丈夫です。
はじめにHP体力を奇数に調整するわけについて解説し、後半では体力調整の一覧表を載せています。
ポケモンのHP体力を奇数に調整するわけ
- 効果抜群技を受けた時のダメージを耐える確率の問題。
- 「いかりのまえば」を被弾した時に「オボンの実」の有無がバレてしまう。
①効果抜群技を受けた時のダメージを耐える確率の問題
ダメージ計算の仕様では、効果抜群のダメージは必ず偶数となります。(効果抜群は×2となるので)そのため、効果抜群を耐える確率は偶数の場合でも、奇数の場合(偶数より1非低い場合)でも変わらないのです。
そのため、その「1」分をBやDに回した方が耐える確率が少し上がると言うわけです。
また、リザードンなどのステルスロックのダメージが4倍になるポケモンは、HP体力を奇数に調整することは必須です。
2回目の繰り出しが可能か不可能かが変わってくるので、2回目を繰り出せる様に必ず、HP体力調整を奇数で調整しましょう。
(ステルスロックは、相手がポケモンを交代する度に出てきたポケモンは最大HPの1/8のダメージを受ける。タイプの相性の影響を受け、2倍弱点の場合は最大HPの1/4。4倍弱点の場合は最大HPの1/2のダメージを受ける)
※リザードンの体力が「偶数」の場合、ステルスロック状態で2回場に出す=ひんし。
※リザードンの体力が「奇数」の場合、ステルスロック状態で2回場に出す=体力1耐える。
②「いかりのまえば」で「オボンの実」の有無がバレる
「いかりのまえば」は相手のHPを半分にする技のため、HPが偶数であった場合、ちょうどHPが半分になるため、そこで「オボンの実」を持たせているかどうかばバレてしまいます。
HPが100の時に「いかりのまえば」を被弾すると50ダメージ。残りのHPは50。となりオボンの実の有無がバレる。
HPが101の時に「いかりのまえば」を被弾すると50ダメージ。残りのHPは51。となりオボンの実の有無がバレない。
ポケモンにおいて持ち物の情報は非常に大事であり、その情報アドバンテージを失うことは非常に痛いのです。
このことは逆に「カビゴン」「マリルリ」などの「はらだいこ」を使うポケモンがオボンの実を発動させたい時には意図的にHPを偶数になる様に調整します。
ポケモン体力調整一覧表
n=自然数
特に重要なの物は青色にしています。
HP | 摘要 |
2n | オボンの実の発動効率最大 |
「はらだいこ」でオボンの実発動 | |
天候系回復技(光合成など)回復量最大 | |
2n+1 | リザードンなど岩ダメージ4倍勢が「ステルスロック」を2回耐え |
「じこさいせい」など回復技の回復量最大 | |
「とびひざげり」外した時の自傷ダメージ2回耐え | |
「フィラの実」などのHP半分回復木の実の回復量最大 | |
3n | 特性「さいせいりょく」回復量最大 |
4n | 「みがわり」3回で「フィラの実」などのピンチ木の実発動 |
4n+1 | 「みがわり」4回で残りHPが1に。「きしかいせい」等で |
4n+1〜3 | 「みがわり」4回使用可能 |
6n−1 | 「ゴツゴツメット」1/6ダメージ最小 |
8n−1 | 1/8ダメージ最小。(どく、やどりぎのたね、ステルスロック、しめつけるのスリップダメージなど) |
8n | 「ポイズンヒール」の回復量最大 |
8n+1〜3 | 「ポイズンヒール」の回復2回で、「みがわり」1回分のHp回復 |
10n−1 | 「いのちのたま」のダメージ最小 |
16n−1 | すなあらし、やけど、などのダメージ最小 |
16n | たべのこし、アイスボディなどの回復量最大 |
16n+1〜3 | たべのこし、アイスボディなどの回復4回で、「みがわり」1回分のHP回復 |
50n+1 | 「ちきゅうなげ」等の50固定ダメージをより多く耐える |
205以上 | 「ちきゅうなげ」等の50固定ダメージを「みがわり」が耐える |
大事なことなので何回も言いますが、HP調整でこれらを全て兼ね揃えて調整することは不可能です。
使いたいポケモンに応じて、最低限のHP調整だけすれば良いです。
調整しすぎると疲れてしまいますので、面倒であれば、
- HP努力値252最大振り
- 少し調整したかったらHP実数値が奇数になる様に調整。
- もう少し頑張れそうなら上記のHP調整をする
といったことで大丈夫です。
- リザードンは奇数にしよう(ステルスロック対策)
- ドヒドイデはHPを3nにしよう(さいせいりょく回復量最大)
- 相手のサニーゴのナイドヘッドがうざすぎるからHPを205以上にしよう(「みがわり」がナイドヘッド確定耐え)
などなど、ポケモンや、役割があればその時に細かな調整をしましょう。
https://pokemottoo.com/poke-doryokuti/
ポケモンHP体力調整まとめ
今回は、ポケモンのHP体力調整についてたくさんお話ししてきました。
特に調整一覧表は一回で覚えられる物ではないので、このページをブックマークしておいて、時間がある時に再度見てもらえると覚えやすいです。
今回のポケモンのHP体力調整について再度伝えたいのは、調整にこだわり過ぎなくて良いということ。神経質にありすぎることはありません。
基本はHP努力値252最大振りまたは、HP実数値奇数調整。くらいで大丈夫です。
リザードンやカビゴン、ドヒドイデ、などの一部のポケモンにはHP調整が必要ですが、多くのポケモンには奇数調整だけしておけば大体大丈夫です。
それではまた。
- 210,000本以上の動画やアニメが見放題(日本最大級!)
- 毎月貰える無料ポイント使うことで、毎月「新巻マンガも」2〜3冊無料で読める
- 31日間の無料体験ができる